群馬県(高崎市新町)と埼玉県(児玉郡上里町)を結ぶ「神流川橋 (かんながわはし)」の新設工事が完了し、2022年12月3日に開通しました！

橋の架け替えやリニューアルというのはあまり頻繁にあることではないと思いますので、ちょっとめずらしい出来事かもしれませんね。さっそく現地へ足を運んでみますと、新しい神流川橋の側面には開通のお知らせが掲示されていました。

高崎市側の幹線道路沿いにも「開通のお知らせ」が掲示されていました。これまでとは通行ルートが大きく変わったのと同時に、埼玉方面では今後も道路の建設が続いていくようですね。また、以前の神流川橋については「撤去予定」との記載がありました。

国道17号線の中の「本庄道路」という新しいルートが初めて開通したとのことで、現地には大きな看板が立てられていました。イラスト内の中央にある橋の部分が、今回開通した新しい「神流川橋」ですね。

新しい神流川橋が開通したのは、高崎市新町。その名の通り、高崎市と児玉郡の間を流れる「神流川 (かんながわ)」を渡る橋です。JR高崎線等の電車が通る跨線橋も隣を走っています。

ラスクで有名な「ガトーフェスタ ハラダ 本社工場 (シャトー・デュ・エスポワール)」のすぐ近くです。

また、神流川沿いの高崎市側には、テニスコートや野球グラウンドのある「神流川リバーサイド公園」があります。

「ガトーフェスタ ハラダ 本社工場」の敷地のすぐ隣には、史跡のひとつ「神流川合戦場跡」の石碑も立てられています。「ようこそ高崎へ」という看板からも、県と県を繋ぐ重要な場所であることが分かりますね。

また、撤去予定となっている以前の神流川橋は、2022年12月末時点では車道の方はすでに通行止めになっていましたが、現地で作業をされていた工事関係者の方にお聞きしたところ、歩道の方は埼玉方面まで歩いていけるとのことでしたので、さっそく歩いて行ってみました。

道の途中には、埼玉県との県境があります。昼間の明るい時間帯にこの道に車が走っていないこと、その静けさには独特な雰囲気が感じられました。

国道17号線(中山道)という主要な幹線道路ですので、こちらを通って埼玉方面へお出掛けになった方も多かったのではないかと思います。

古い方の神流川橋には、橋の名称のプレートや立派な石灯篭が立っていました。歴史を感じる佇まいですね。

これまでたくさんの車が通行していたこちらの道も、今はその役目を終えて静かに新しい橋を見守っているようでした。

新しく開通した方の神流川橋は、旧道に比べて歩道が広めになっていますので、晴れた日には、お散歩やウォーキング、サイクリングの場所として活用してみるのも良いかもしれませんね。よろしければぜひ足を運んでみてくださいね！

「神流川橋」はこちら↓

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